かごしまワーキングホリデー体験レポートNo.22

鹿児島の"でしか""ならでは"を味わいつくし鹿児島を知る
市町村:志布志市
企業:農事組合法人農Life
M.Nさん/20歳
鹿児島ピックアップ1 桜島から志布志に移動するとき、バスに乗れなかった。"垂水"と書いて道路に立っていると、一台の車が止まってくださり、志布志まで送ってくださった。

地理も分からない状況で本数が少ないバスに乗れず、絶望感を味わっていたが、そんな中で車が止まってくれた時は感無量の他のなにものでもなかった。しかも、ご自宅の岩川を通り過ぎ、志布志まで送ってくださった。本当に感謝の気持ちでいっぱい。

鹿児島ピックアップ2 苺作りの大変さとやりがい

苺の仕事は収穫、手入れ、ハウスの環境づくり来年のための育苗作業等、わりとあらゆる仕事があり、また人でもかなり必要で大変な仕事だと感じた。と同時に、繊細なものなので、さまざまなところに細心の注意が払われていることに驚いた。チームワークの大切さを感じた。また、観光農園で楽しまれた方と企業の方がたのしそうにされている姿を見ると、苺業のやりがいみたいなものを感じた。

鹿児島ピックアップ3 企業様が開催してくださったお別れ会
(芝生場でお弁当を食べる→寄せ書き・プレゼントを頂く→バトミントン→苺のパフェ作り)

春は収穫期でかなり多忙にもかかわらず、お昼に豪華なお弁当で送迎会を開催してくださったていうその事実だけで表現しようのない、感謝の念を抱いた。また食後に頂いた企業のみなさんからの寄せ書きにも胸が熱くなった。

Q.ワーキングホリデーを終えての変化を教えてください。

鹿児島にワーキングホリデーに来る前はただたんに宿に泊まって、昼は働き休日は一人で好きな場所を色々とまわるんだろうと思っていた。しかしながら、いざ始まると宿泊先の方、企業の方が、様々な面で私の鹿児島での日々を楽しいものにしてくださった。"ふるさとワーキングホリデー"そのものに対するイメージが実際に体験させて頂くことで変わった。

また、愛する何かを追い続けていると幸せな生活が送れることを学び、自分の愛するものは何かと真剣に考えるようになった。沢山の恩を受け"恩返し"とは何か、自分にできることは何かいつしか考えるようになった。鹿児島に来る前はただ苺の世話をして3週間滞在する場所だと考えていた。しかし、3週間の滞在で「また来たいな」「またあの人に会いたい」そんな場所になった。何か鹿児島に恩返ししたいという気持ちになった。

Q.鹿児島の魅力を教えてください。

・食材がおいしい、しかも大体の食材を県内で調達できる。
・農lifeの魅力は苺のみならず、人を大切にしているところだと思う。苺ももちろんおいしいんだけど、是非実際に働いてみて、農Lifeさんの精神や従業員の方々の温かさを感じとってほしい。
・火山などがあるおかげで絶景の滝、山といった自然景観を楽しめる

Q.今後行きたい場所を教えてください。

神川大滝公園、指宿砂むし温泉、屋久島

Q.体験したい内容

うなぎを食べれなかったので食べたい。名物丼ぶりをたべられなかったので食べたい。揚立屋のさつまあげを食べられなかったので食べたい。

Q.後輩へのひとこと

とにかくおいしい制度です。いつもと違うことで楽しく感じられる仕事をし(収入を得)、様々な面で助成金などを頂きながら生活することで、短期的な旅行では絶対に味わえないものがたくさん得られます。その地域の人たちと一緒に働き、交流できることもワーホリのいいところだと思います。