
2007年6月26日、内閣府より「再チャレンジ支援功労者表彰」を受賞しました。この賞は、再チャレンジ支援において顕著な功労のあった個人または団体を顕彰するもので、その第1回目として全国24団体・個人とともに受賞しました。
弊社は人材総合ビジネスとして、企業に即戦力となる人材を派遣・紹介しておりますが、そのために就業が困難になる方々に対する支援を数年前より平行して行ってまいりました。主に県の事業として、障がい者、若年者、中高年者、子育て女性の就業支援事業を受託してきましたが、今回の表彰は、そうした弊社の一貫した取組みに対するものです。殊に「障害者スポーツ選手雇用センター(シーズアスリート)」は、公費による事業からはなれて、法人会員企業の支援による恒常的な運営を可能にしたビジネスモデルを構築したものとして高い評価を受けました。
障がい者アスリートの仕事と競技の両立を支援 「シーズアスリート」
障がい者の新しい雇用開発と障がい者スポーツの振興を目的に、社内に「障がい者スポーツ選手雇用センター シーズアスリート」を設立。
- 活動状況
- シーズアスリートでは、30社を超える民間企業が会員として参画し、6名の障がい者アスリートを雇用している。
シーズアスリートでは、会員企業の従業員に対して障がい者アスリートによるマッサージ等を行い、心身両面での疲れを癒す場を提供している。対外的な活動として、障がい者アスリートによる地域のスポーツサークルや福祉団体での競技指導、さらに、地域の企業や学校での講演や障害体験イベント等を行い、障がい者と健常者の相互理解に努めている。
- 特徴
1社又は系列会社が持つクラブチームの活動は、会社の経営状況に左右されやすいが、シーズアスリートは資本系列の無い企業同士が共通の理念の下に会し、共同で障がい者の社会的活動の場を提供する新たな形態である。
講演活動は、アテネパラリンピックのメダリストが中心となって行われ、設立1年で40~50本を超える。児童や生徒・学生や、企業に勤める社会人へ、「共感」や「感動」、「勇気」を与えるなど、高い影響力を保持している。
これらのシーズアスリートの取組は、福祉の立場からではなく、障がい者アスリートの生き方を直接学ぶ機会を提供するという新たな仕組みであり、これまでの講演活動にとどまらず、地域・自治体・学校等との協働による地域貢献という面からも期待されている。
法人会員の支援により選手の競技環境も整い、特にリーダーの副島正純さんは、昨年のホノルルマラソン2連覇に続き、今年に入り「東京マラソン」優勝、「ボストンマラソン」優勝、「ソウルマラソン」同タイム2位(日本新記録)など世界主要障がい者競技会において際立つ活躍をみせている。